風土をテーマに地元の農産品や加工品、人気料理店が集う「38 Fuud Food Marche 風土と食と音のマルシェ」が9月7日・8日、八戸まちなか広場「マチニワ」で開かれた。
イベントは昨年に続き2回目。八戸圏域連携中枢都市圏で連携する8市町の農産物や加工品をPRし地産地消の意識向上も狙い、食の素材となる野菜・加工品と料理の双方を購入できるのが特徴。野菜・果物・穀類・精肉など18店が出店した。
9月とは思えない暑さに会場となったマチニワは涼を求める市民も多数集まった。出店者も、自らが丹精を込めて生産した野菜や加工品に、自信を持った力強いセールストークでアピールした。ライブキッチンスペースではアンバサダーとして八戸市内の3店「オリゴ」、「ラポートキッチン」「ズッパ」の「バガボンディッシュ」を任命。「Chef's Kitchen」と称してライブキッチンパフォーマンスを展開した。
会場ではマチニワシンボルの「水の樹」でびしょぬれで遊ぶ子どもたちやそれ見守る若い母親、ベンチスペースでゆったりくつろぐ年配者など、それぞれが思い思いの時間を楽しんでいた。7日には地元ミュージシャン「Chiharu&Tyler」、8日には「さすらうず」による音楽ライブも行われ会場を盛り上げた。
オリゴ店主の豊川智さんは「昨年とはレイアウトも変わり、アンバサダーもオリゴ・ラポートキッチン・ズッパ3店による『バガボンディッシュ』というチームでの担当だった。バタバタ感もあったが、それもライブ感として楽しんでいただけたように思う。手応えのあるイベントだった」と話す。