八戸三社大祭300年の節目を迎える2020年を前に八戸ポータルミュージアム「はっち」で9月11日から、同祭期間中に館内に展示するミニ山車を募集している。
国重要無形文化財「八戸三社大祭」は、おがみ神社・長者山新羅神社・神明宮の三神社のみこし行列と27台の大型山車が合同運行し、2016(平成28)年12月にはユネスコ無形文化遺産「山・鉾・屋台行事」に登録された。
「はっち」で来年展示するために募集するミニ山車のサイズは展開時で幅80センチメートル、奥行きは100センチメートル以内。小学生以下は、およそA3サイズ(幅29.7センチメートル、奥行き42センチメートル)以内。募集台数は25台で、応募は1人(団体)で1台まで。搬入方法は「はっち」への直接の持ち込みで、搬出も直接で、搬入搬出ともに郵送などでは受け付けない。
ミニ山車を募集する「はっち」の中世古有紀さんは「来年の三社大祭にむけてのミニ山車を、今から募集するのは早いと思われるかも知れないが、山車の製作にかなり時間がかかるということなので、来年になってからの募集だと間に合わないと思い、この時期からの募集にした。展示が終わってから八戸市内の病院や企業、旅館などに貸し出せれば、お祭りが終わってからもアピールができると考えている」と話す。
応募は、「はっち」に設置する申込用紙かウェブからダウンロードし必要事項を記入。はっちインフォメーションに直接提出するか、メール・ファクス・郵送で受け付ける。募集数に達し次第受け付け終了。