スピードスケート競技「第26回全日本スピードスケート距離別選手権大会」が10月25日~27日、YSアリーナ八戸(八戸市売市)で開かれる。
同大会は9月29日にグランドオープンしたYSアリーナ八戸で初めて開催される全国レベルの大会。今シーズンのワールドカップ日本代表派遣選手選考会を兼ねており、国内のトップスケーターが集結。平昌オリンピック女子500メートルで金メダルを獲得した小平奈緒選手や、高木菜那選手、高木美帆選手、佐藤綾乃選手らが出場を予定している。
大会最終日の27日の競技終了後には、来場者の中から抽選で上位入賞選手とのファン交流会に参加できるほか、選手のハイタッチやサインボールの投げ込みなどが企画されている。国内大会では初の試みとして八戸中心街の飲食店約10店が出店し、フードやアルコールを販売する。歓迎アトラクションとして25日は「バトンチーム・アリエス」、26日は「法霊山おがみ神社 法霊神楽」、27日はストリートダンス「ONE MOVE」が登場し会場を盛り上げる。
日本スケート連盟の黒岩彰スピードスケート強化副部長は「YSアリーナ八戸は長野、帯広のリンクの良いところを取った素晴らしいリンクだと思う。この大会は我々スケートに携わる人間にとってシーズンで一番重要な大会。国内トップレベルの選手たちの滑りを八戸市民、青森県民の皆さんに見ていただきたい」と話す。
チケット(前売り券、一般)は1,000円、中学生以下無料。同会場、はっち、三春屋、デーリー東北チケットセンター、ラピアなどで取り扱っている。