全国各地のサバ自慢の産地が集まってサバ料理や食文化の魅力を発信する「鯖(さば)サミット 2019 in 八戸」が11月2日・3日、八食センター(八戸市河原木)で開かれる。
全日本さば連合会が中心となり、サバの産地やサバに力を入れている地域の取り組みを発信する同イベント。2014(平成26)年に鳥取県鳥取市で第1回を開催し、これまで福井県や長崎県、千葉県で開催され毎年数万人が訪れる人気イベントとなっている。
サバ産地の一つである八戸市では、八戸前沖さばブランド推進協議会ら関係者が多様な活動をする中、1年以上前から協議を進め、今年春に実行委員会を立ち上げ、第6回の開催の誘致に成功した。
2日間の期間中、八食センター南側駐車場特設会場に設けられる第1会場ではタレントで八戸前沖さば大使のフィフィさんらがサバの魅力を語るトークやパフォーマンス集団「実験道場」などが出演するステージイベントのほか、全国のサバ産地のブースが多数出店。市場棟1階催事ホールでは漬け丼などのメニューを楽しむことができるブースのほか、全国のブランドサバの情報発信コーナーなどが設けられる。
イベント事務局の八食センター清川貴迪さんは「このイベントを通して八戸のサバは地元の自慢であることを見直しながら、全国のサバや食文化に触れて頂くなど、八戸全体で歓迎ムードを作りたいと思う」と話す。
開催時間は10時~17時(3日は16時30分まで)。入場無料。