コミュニティー放送局「ビーエフエム(BeFM)」(八戸市八日町)が開局20周年を迎え10月26日、プラザアーバンホール(柏崎1)で記念式典と祝賀会が開かれた。
同局は1999年(平成11)年1月1日11時11分に全国で115番目、青森県内では2番目のコミュニティー放送局として開局。地元に密着したラジオ局として市民の暮らしに寄り添う情報を発信し続けている。
式典には小林眞市長や日本コミュニティ放送協会の佐藤太起代表理事ら約100人が出席、祝賀会には約300人が出席した。式典では、長年番組作りに協力した関係者に感謝状を贈った。
式典で河村忠夫社長は「八戸商工会議所青年部で『コミュニティー放送局』を持つべきだ、という話が出たのが始まり。八戸市八日町8番地で『8』が3つで『ミツバチ』、蜂の『ビー』と英語の助動詞『be』で『BeFM』でスタートした。無我夢中だった。4人のキャスターで放送が始まったが、最初は緊張しながら聴いた思い出がある」と話し、「東日本大震災の時は、生活情報を流して市民からラジオが役に立ったと言われた。今後も、八戸のために何ができるかを考えていきたい」と締めくくった。