八戸のポータルミュージアム「はっち」(八戸市三日町)で12月20日、図解化コンサルタントの池田千恵さんのセミナー「伝わる図解で人生を楽しく!あなたの提案資料で未来を変える方法が」が行われた。
池田さんは、前職の外資系戦略コンサルタント時代に7万5000枚のプレゼン資料を作成した経験を元に独立。図解・資料作成のほかにも思考整理、情報発信、時間管理、目標達成、女性のキャリア形成などをテーマに講演活動を行っている。
当日は、「伝えると伝わるの違い」「SNS時代の伝わる重要性」「2013年の目標も図解で計画」などを解説。報道などでも話題となったプロ野球日本ハムファイターズが花巻東高校の大谷翔平選手を入団に導いたプレゼン資料を解説した「日ハム資料で学ぶ『自分ゴール』『相手ゴール』」は同セミナーが初公開。
旬な話題も絡めたセミナーに集まった約30人の参加者は、メモを取りながら真剣な表情で講師の声に耳を傾けた。
セミナー後、池田さんは「セミナー中の参加者の反応が良かったので気持ちよく話すことができた。今日の内容を仕事に生かしてもらえれば」と話した。参加者で大手小売業勤務の関孝浩さんは「分析などは得意分野だと思っていたが知らない事も多く、論理的な図解作製は奥深い分野だと感じた。自分が伝えたいことよりも、相手に伝わるかを意識して資料作成をしたい」と興奮気味に話していた。