八戸市内の39の飲食店が統一料金で料理を提供する「the Best of グルメツアーズ2019」の表彰式が12月3日、八戸商工会館(八戸市堀端町)で行われた。
同企画は1988(昭和63)年に「味知飲食(みちのく)グルめぐり」としてスタートし、現在は「グルメツアーズ」と改称し今年で32回目を迎えた。今年は八戸市の飲食店39店が参加。1,200円(税別)でランチを提供する「ランチツアーズ」には12店、3,800円(税別)のディナーを提供する「グルメツアーズ」には35店が参加。昨年に続いて「オイシイ 肉二 出逢ウ旅。」と題して、肉料理を中心としたメニュー構成とした。
利用客には食事後にアンケートが配られ、料理の内容と価格バランス、スタッフの接客態度、店内の雰囲気の3項目を集計。コース部門で最も評価が高かった店を「The Best of グルメツアーズ/コース部門」、ランチ部門で最も評価が高かった店を「The Best of グルメツアーズ/ランチ部門」、両部門でアンケート用紙を最も多く回収した店を「アンケート回収枚数No.1店」として表彰している。
集計の結果、今年はアンケート回収枚数No.1店に「海鮮酒房 浜膳」(田向1)、The Best of グルメツアーズ/ランチ部門には「鮨割烹 大沢」(六日町)、The Best of グルメツアーズ/コース部門には「ボワラ」(湊高台3)が初めて選ばれ、オーナーシェフの清水桂さんに認定証とグルメツアーズバッグが贈られた。
今年は消費税の引き上げに伴い料金が値上げされたが、コースで3409枚、ランチで4248枚、計7657枚のアンケート用紙が集まった。
ボワラオーナーシェフの清水桂さんは「今年は鴨肉に挑戦したが、お客さまに『初めて食べた』と喜んでいただけてうれしく思う。生産者にも感謝したい」と話す。