1月29日に開幕する「第75回国民体育大会冬季大会スケート競技会・アイスホッケー競技会」に向け八戸商工会議所が1月17日、選手や関係者用の大会記念バッグやポスターなどを同国体青森県実行委員会に寄付した。
八戸商工会議所では、国体開催をきっかけに全国から八戸市を訪れる選手や役員、関係者の歓迎を通じて八戸をPRし、地域や経済の活性化につなげることを目的に会員事業社のうち143社から協賛金を募った。協賛金で大会参加記念バック3000個、短冊型ポスター2000枚、歓迎のぼり旗200枚を作成し寄贈。贈呈式は17日に八戸市市長室で行われ、これに対し、第75回国体青森県実行委員会の副会長でもある小林眞八戸市長から河村忠夫会頭へ感謝状が贈られた。
河村会頭は「YSアリーナ八戸が完成してから初めての国体で、八戸での開催は9年ぶりと期間が空いたこともあり、私たちも協力できればとの思いから寄贈した。全国から集まってくる選手団や関係者、観客の皆さんには八戸の食の素晴らしさもぜひ実感してもらいたい」と話す。
同競技会は1月29日に「YSアリーナ八戸」(八戸市売市)で開始式が行われ、スピードスケートが「YSアリーナ八戸」、アイスホッケーが「テクノルアイスパーク八戸」(新井田西4)と「田名部記念アリーナ」(河原木)、「ふくちアイスアリーナ」(南部町)、フィギュアスケートとショートトラックが「三沢アイスアリーナ」(三沢市)を会場に、2月2日まで熱戦が展開される。