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八戸・南郷島守を題材にした映像作品「しまもりさいじき」 撮影進み3月公開へ

「しまもりさいじき」撮影の様子

「しまもりさいじき」撮影の様子

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 八戸市南郷島守を題材にした映像作品「しまもりさいじき」の製作が進められ、1月30日、最後の撮影が行われた。

 作品は、八戸市が2011(平成23)年から八戸市南郷地域で展開している南郷アートプロジェクトの企画の一つ。2019年度は6月から1月まで8カ月にわたって撮影を行った。完成した作品は3月に公開される予定。

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 出演は、国内外で公演を行う舞踏集団「大駱駝艦(だいらくだかん)」と島守地域の住民、伝統芸能団体、小中学生など。監督は、映像作品やダンスの分野でプロデュースや演出などを手掛ける飯名尚人さんが務める。

 作品は島守地域の春夏秋冬を題材に4つの章に分かれ、島守の祭りや伝統芸能、季節ごとの風景などの場面に大駱駝艦のパフォーマンスが組み合わされたものとなる。振り付けは、大駱駝艦の田村一行さんが務める。

 冬を題材とした作品では、島守地区の7つのえんぶり組を束ねていたとされる人物「おじょう藤九郎(とうくろう)」の伝説を取り上げる。このほか、島守神楽や島守虎舞などの伝統芸能や、ヒマワリ畑、リンゴ畑、稲刈りなどの風景なども題材としている。

 南郷文化ホール(八戸市南郷市野沢)で行われた最後の撮影では、黒を背景とした舞台に荒谷えんぶり組が立ち、烏帽子をかぶった太夫による舞いや小中学生による恵比寿舞、ベテランの舞い手による八戸舞などの映像を一つ一つ確認しながら撮影した。

 事業を担当する八戸市まちづくり文化推進室の高橋麻衣さんは「島守の四季の美しい風景と共に地域独自の風習や文化、行事などを楽しめる作品になっている。ぜひ見に来てほしい」と話す。

 作品は3月7日~14日、南郷文化ホールで上映する。作品で使った小道具なども展示。上映時間は10時~16時。4作品を連続上映する。3月15日には13時から特別上映会を実施。映画上映のほか、出演者によるトークや、舞踏公演、音楽ライブなども行う。いずれも入場無料。

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