高校生が就業体験を通じて地域の良さを再確認する「38くらしごとーく 高校生が伝える!三八地域の『暮らし』と『仕事』の魅力」が2月2日、八戸ポータルミュージアム「はっち」(八戸市三日町)で開かれた。
同プロジェクトは青森県三八地域の高校生が、インターンシップでの仕事体験や先輩社員への取材で見つけた「企業の魅力」と、「地域の暮らしやすさ」を自分たちで発信していくプロジェクト。青森県が主催し2018(平成30)年に「38 Kurashigoto project」としてスタートし、「38くらしごとーく」は2019年に続き2度目となる。
当日は三八地域の実業系高校の名久井農業高校・八戸水産高校・八戸工業大学第一高校・八戸工業校・田子高校の生徒が協力企業21社へのインターンシップを通し見つけた「企業の魅力」と「地域の暮らしやすさ」の自分の言葉でプレゼンした。第2部のトークセッションでは、UIJターン経験者と今回のプロジェクトリーダー「MKB38」とのトークセッションを開催。UIJターン経験者ならではの視線で語る「地域の魅力」に、高校生のみならず来場者も深くうなずいていた。
プロジェクトリーダー「MKB38」の名久井農業高校環境システム科2年松橋大希さんは「この発表を終えて、地元の三八地域のことを大きく考えることができた。三八地域の魅力や企業のことも、考え方が大きく変わった一日だった」、馬場幸汰さんさんは「今回のイベントを通して、三八地域の企業の魅力や三八地域そのもの魅力をたくさん見つけることができた。青森県外に就職を希望しているが、最終的には戻って来て就職予定なので、今回のイベントで学んだことを思い出しながら仕事を探したい」と、それぞれ話す。