八戸学院大学スピードスケート部の監督と選手らが2月28日、小林眞八戸市長を表敬訪問し1月29日から2月2日まで八戸市などで開催された冬季国体の成績を報告した。
同部の鬼頭琴音選手は成年女子2000メートルリレーで2位、澤尻磨里英選手は成年女子1500メートルと成年女子3000メートルで共に3位となる活躍を見せた。同部の船場亜希監督は「地元国体で会場の応援が選手の力になり、運も味方につけていい成績を収められてうれしく思う。YSアリーナ八戸という素晴らしい施設で大会も大いに盛り上がっていて感動した」とあいさつ。小林市長は「令和になって初めての国体を八戸で開けて、そこで素晴らしい成績を上げて頂いて感謝している」と健闘を労っていた。
両選手共にこの春大学を卒業。鬼頭選手は八戸市内の企業に就職、澤尻選手は出身の北海道に戻り養護教諭として社会人生活をスタートさせる。
鬼頭選手は「リレーで初めて表彰台に上がることができ、緊張もあったが地元の観客の応援が力になって楽しんでレースをすることができた」、澤尻選手は「2種目で表彰台に上がることができたのは初めてで、1年間、この地元国体を意識して練習に取り組んできたのでいい結果を残せてうれしい。応援の声が本当に心強かった」とそれぞれ話す。