八戸で1月9日~11日、社会人向けのビジネス講座「日本一受けたい集中講義」が開かれ、延べ1200人弱が受講した。
八戸大学・八戸短期大学総合研究所が主催した同講座。初日は八戸道大学総合実習館(八戸市美保野)で、2・3日目は八戸パークホテル(吹上)を会場に、企業の第一線で活躍する経営者やコンサルタント計9人が1時間半ずつ講義を行った。
主な講師やタイトルは八戸大学学長・大谷真樹さんの「革命の起こし方教えます」、わかる事務所代表・玉樹真一郎さんの「企画とあなたを変える質問 発想のヒントとしてのコンセプトワーク」、OKWave社長・兼元謙任さんの「『Design the ARIGATO』ホームレスからのリベンジ」、ソーシャルメディア研究所代表・熊坂仁美さんの「ソーシャルメディアとブランド構築」、オプト会長・海老根智仁さんの「会社を変えてもあなたは、変わらない」など。
経営者や起業志望者を中心とした高校生から70代までの受講者は、講師の言葉に熱心に耳を傾け盛んにメモを取っていた。
3日間講座を受講した農産物流通業「ノースビレッジ農園」代表の栗谷川柳子さんは「エネルギッシュな講師の言葉に刺激を受けた。企業を経営していく中で迷うときや落ち込むときもあるが、自分の進む道を再確認することができた。学んだことを仕事に役立てていきたい」と興奮気味に話していた。
同講座事務局の八戸大学・八戸短期大学総合研究所の足澤和浩さんは「3日間連続で受講した方もいてうれしい。これだけの講師陣の講座を一度に聞く機会はなかなか無いのでは」とホッとした表情を見せ、「ビジネスナイトスクールなど、他にも社会人向けの講座を開いているのでぜひ受講してほしい」とも。