青森県十和田市で行われている「スポーツ流鏑馬(やぶさめ)」をテーマにした映画の企画・制作が進められている。
十和田市では毎年女性騎士だけの大会「桜流鏑馬」が開かれるなどスポーツ流鏑馬が盛ん。スポーツ流鏑馬をテーマとした映画は初めてで、関係者らは認知向上やインバウンド消費などの効果も狙う。
映画の内容は女子高生の流鏑馬騎士の友情と感動の物語を予定し、八戸市内各地でもロケやエキストラを募集する見込み。
十和田乗馬倶楽部所属し桜流鏑馬で優勝経験もある八戸高専3年生の金子花音(かのん)さんは「『桜流鏑馬』は毎年4月に青森県十和田市で行われている女性騎手だけの全国に類を見ない大会。桜流鏑馬をテーマに映画化の話はとてもうれしく思う。ぜひ皆さんのご協力をお願いししたい」と話す。
映画企画制作宣伝「アイクリエイト」(八戸市石堂3)代表の工藤騰さんが発起人となりクラウドファンディングを通じてサポーターも募集している。支援額に応じて記念ポストカード、完成試写会招待、DVD、映画本編クレジット表記などの特典を用意する。目標金額は550万円、募集は3月26日まで。