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八戸公園の猿山でサルたちが「猿団子」に 肩寄せ合って春を待つ

八戸公園のニホンザル

八戸公園のニホンザル

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 八戸公園(八戸市十日市、TEL 0178-96-2932)動物放牧ゾーンの猿山のニホンザルたちが3月初旬、冬季名物の「猿団子」になり、寒さに負けずもうすぐ訪れる春を待っている。

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 八戸公園のサルたちは、冬季間は猿団子を作ったり、サル山にある洞窟に入ったりするなどして暖をとっている。子ザルは母ザルに抱き付き寒さをしのいでいる。サルたちは天気が荒れるときは室内の寝部屋に入るが、基本的に冬でも外のサル山で過ごしている。陽が出ているときは、日光が当たるところを探して皆でそろって日向ぼっこをする愛らしい姿も見ることができる。

 猿団子を見ることができるのは例年桜が咲く頃まで。サルたちは、紅葉が始まる頃から徐々に毛変わりが始まり、冬にはもこもこの冬毛になる。夏はスリムになり、冬とは全く違う見た目になるため、季節によって変化する姿も観察ポイントの一つ。

 八戸公園の「こどもの国遊園地ゾーン」は、冬季は閉園しているが、サル山や動物舎は冬季も開園。冬の動物たちも見て楽しむことができる。4月からはこどもの国遊園地ゾーンがオープンする。

 同公園公園課長の小笠原恵子さんは「サルたちも春が待ち遠しいと思う。今は、寒さに負けずふわもこの毛皮を着て冬を過ごす、かわいらしい姿を見ることができる。暖かくなったら、かわいい子ザルが誕生する予定」と話す。「ご来園の際にはマスクや手洗いなど、予防のための対策をお願いしたい」とも。

 開園時間は9時~17時。月曜休園(月曜が祝日の時は、その翌日休園)。入園無料。

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