カレーを中心としたレストラン「Festa(フェスタ)」(八戸市売市1)が2月にオープンし約1カ月となった。
ログハウス風に太い丸太をテーブルや椅子に生かした同店には、テーブル14席、カウンター10席の計24席を用意する。店名のフェスタは「祭り」を意味し、非日常的な空間をテーマにしている。日曜・祝日には店にポニーが来て触れ合うこともできる。
店は2019年9月に開場した屋内スケート場YSアリーナ八戸の近隣に位置する。店主の神山雄一朗さんは「YSアリーナができたことで、全国から人が来るようになると思い、お祭りやイベントの際に地元の食材を使った料理を提供したいと思った」と、出店のきっかけを話す。
地元の食材を中心に世界各国のスパイスを使った料理を提供する。主なメニューは、月替わり八戸スパイスカレーシンプルプレート(1,100円)、レギュラープレート(1,250円)、ディナープレート(1,350円)、鶏の唐揚げ(650円)、オリーブとクリームチーズのピンチョスなど。月替わりの「八戸スパイスカレー」は美保野ポークカレー、「沖鯖を使ったチーズと鯖のキーマカレー」、イカのシーフードカレーなどのバリエーションがある。
神山さんは「地域の食材、ローカルフードをもっと世に出していけたら。八戸のメジャーな魚以外にも、どんこやタナゴなど、ローカルなものを使ってスパイス料理を作りたい。家庭でも作れるようにレシピも提供する予定。地元の食材のいろいろな情報を共有したい」と話す。
営業時間は11時30分~14時30分、18時~21時30分(日曜・祝日は11時~17時)。火曜・水曜定休。