高級食パン専門店「本物はすごかった」(八戸市糠塚)が5月9日、オープンした。
八戸市出身で、現在横浜市ですし・天ぷら店を経営する「佐藤」(横浜市青葉区)の代表・佐藤司さんが手掛ける同店。ジャパンベーカリーマーケティングの岸本拓也さんが横浜の店の常連で「いつかコラボレートしたい」という佐藤さんの願いがかない、岸本さんプロデュースで地元へのパン店の出店となった。
販売するパンはプレーン「匠(たくみ)のくちどけ」(800円)とレーズン「匠(たくみ)の宝石」(980円)の2種類。厳選された小麦粉、国産生クリーム、発酵バターなどこだわりの材料を使う。パンに合う蜂蜜やずんだジャムも販売する。
グランドオープンの5月9日と翌10日には10時の開店と同時にパンが売り切れ。5月12日現在も午前中で売り切れとなっている。
佐藤さんは「帰省の時に、昔に比べ八戸市中心街に活気がないように思っていた。今回、八戸の街が少しでも活性化出来ればとの気持ちで出店した。とてもおいしいものが出来上がったと思う。できるだけ多くの方に食べていただければ」、岸本さんは「今回『本物はすごかった』のベーカリーをプロデュースした。食べてみて『やはり本物は違うな』との思いを込めた。美味しいパン作りを通して街づくりにつなげていければ」と、それぞれ話す。
営業時間は10時~19時(パンがなくなり次第終了)