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八戸市の映画館「フォーラム八戸」が営業再開 東日本大震災以来1カ月休業

営業を再開したフォーラム八戸

営業を再開したフォーラム八戸

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 八戸市の映画館「フォーラム八戸」(八戸市十三日町)は5月15日、新型コロナウイルスの感染拡大による青森県の休業要請が解除されたことを受け、感染防止策を講じた上で営業を再開した。

 同館は2003(平成15)年9月にオープン。八戸市内で唯一の映画館として、多くの市民に親しまれてきた。臨時休業はこれが2度目。東日本大震災が発生した2011(平成23)年3月は約2週間休業したが、今回は4月18日から5月14日まで約1カ月間の休業に追い込まれた。

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 例年、3月下旬から4月上旬の春休みシーズンは多くの映画が公開される書き入れ時だが、人気作の公開が延期になるなどし、晴山努支配人は「今年の客足は例年の半分以下まで減った」と話す。

 5月15日から当面は新型コロナウイルスの感染防止策を講じた上で営業。9つある上映室の座席数を半分まで減らし、前後左右に十分なスペースを確保。上映室内は法令に沿って常に換気を行い、1時間に8回外気を取り込み、空気を入れ替える。グループ客には一人一人の席を離して鑑賞するよう促す。4カ所あるチケット販売所は2カ所まで減らし、販売員と客との間に透明なカーテンを設置。客の列が密集しないよう、足元にソーシャルディスタンスを保つ目印を設けている。従業員は出勤前の検温、業務中のマスク着用、手の消毒を徹底する。営業時間は9時30分から18時までとし、レイトショーは実施しない。18時までに全ての作品の上映が終了する。

 新型コロナウイルスの影響により新規作品の公開の延期が相次ぎ、当面の間は大幅な集客減が見込まれるため、映画館を支援する取り組み「仮設の映画館」に参加。特設サイトで配信されている映画をパソコンやスマートフォンで鑑賞できる仕組みで、鑑賞時に「フォーラム八戸」を選択することで収益の半分が同館に分配される。

 晴山支配人は「何とか再開できた。三密を避ける対策など、少しでも安心して映画を楽しめるようにしている」と話す。

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