八戸市の老舗印章店「朝日堂」(八戸市十八日町)が4月から、「疫病退散アマビエ様キーホルダー」を作成し販売している。
キーホルダーは新型コロナウイルス終息を願って、4月にお試しとして受注生産開始し、即日完売。希望者の声も多く、継続して制作。これまでに途切れることなく売れているという。
商品には八戸市の木イチイに最新技術のレーザーカッティングで彫り込む。前面にはアマビエのイラスト、裏面には老舗印章店ならではのクラシカルな字体で「疫病退散」の文字を彫り込む。パッケージには「030」(おさまるの意)の文字。価格は末広がりの思いを込めて800円とした。
他にも5ミリメートルのアクリル板を切り抜いて作成した「非接触型ドアオープナー」も作成。ドアノブやエレベーターのボタンなど直に触れたくない時に使用する。価格は1100円。
アマビエ様キーホルダーは特注で木以外の別素材等に彫り込む特注も可能(価格は要相談)。非接触型ドアオープナーも名入れができる。ほかにも、父の日用に感謝のメッセージを彫り込んだウイスキーボトルも用意する。
朝日堂社長の小野澤匡洋さんは「なかなか明るい話題の無い昨今だが、アマビエ様のキーホルダーを見てほっこりして、非接触型ドアオープナーも持って前向きでいきましょう」と、話す。
営業時間は9時~19時。