八戸市の氷専門店「田村氷販売店」(八戸市小中野)6月から、かき氷の販売を始めている。
同店は創業から100年を超える老舗の氷店。かき氷の販売は「子どもたちに喜んでほしくて損得度外視で始めた」と同店の田村哲夫さん。例年は梅雨明け後の8月からかき氷の販売を始めるが、今年は6月には販売を始めた。
かき氷は、イチゴ、レモン、メロン、宇治抹茶、ハワイアンブルーの5種の味を用意し、価格は全て300円。抹茶はあずき入りで、2種類の練乳かけ放題。冷たくなった口直しにうまい棒1本サービス。子どもには男の子向けと女の子向けそれぞれのくじ引きのサービスも。
6月の人気ランキングは、1位=イチゴ、2位=レモン、3位=メロン、4位=宇治抹茶、5位=ハワイアンブルーとなっている。7月からはミルクと相性の良いバナナも新登場し、こちらも人気となっている。
「フワフワの出来たてを食べてほしい」と、イートインを勧める一方、テークアウトも可能。看板犬の柴犬の豆蔵君も来店客を和ませている。
田村さんは「子どもとたちの笑顔が見たくて今年も始めた。ほとんどボランディアみたいなものだが、お客さんにいっぱい来ていただき喜んでもらっている。ツイッターで混雑状況や開店予定を公開している。地元の小中野地区の情報もつぶやいている」と話す。
営業時間は9時~22時。天候や気温により19時までの場合あり。