悪疫退散のご利益があるとされる妖怪「アマビエ」の塗り絵作品が8月から、八戸グランドホテル(八戸市番町)で展示されている。
塗り絵作品のオリジナルの下絵は同ホテルのスタッフが作成。塗り絵をしたのは桐(きり)の葉保育園の園児と同ホテル内にある託児所フェアリーキッズガーデンを利用している子どもたち。展示会のきっかけについて担当者は「コロナの収束を願う思いを込めて」と話す。会場には大人の作品も含め、約60点の作品が展示されている。
同ホテルの昆美保子さんは「9月にはむつみ保育園(十一日町)の子どもたちの塗り絵も展示する予定。おじいちゃんおばあちゃんをはじめ、お父さんお母さん、また市民の皆さんにもご覧いただきたい。楽しい外出のきっかけになればと思う。子どもたちにも、塗り絵をしたことで新型コロナウイルスに対する予防、手洗い、うがいなどの意識付けになってくれれば」と話す。
展示期間は9月末までを予定。継続も検討している。