クラフト作家が集う市「バラ&季節館祭り」が10月10日・11日、フジケン季節館アーティスト村(八戸市長苗代)で開かれる。
フジケン季節館は、造園用品の製造販売や庭の設計などを手掛け、展示場ではバラの苗の販売やクラフト作家8店が店を構えるアーティスト村を運営している。
アーティスト村には、ネイルアート、編み物、マッサージ、イラストレーターなどさまざまジャンルの作家が集う。生け花、ゴスペルなどの文化教室も定期開催し、地域住民の文化交流の場としても親しまれている。
イベントはアーティスト村の文化祭のような位置付け。毎回20~30の作家が集う。2004(平成16)年から春と秋に2回開催し、今回で33回目となる。今年は新型コロナウイルスの影響で春の開催を見送っていたが、秋は感染対策を講じた上で開催することになった。
キルト作品、銀細工、編み物、和風の小物などの手作り品や、ケーキをはじめとする食べ物を販売。ワークショップでは、ボールペン、コースターなどの木工品の製作体験を行う。
新型コロナウイルス対策として、音楽ライブの開催を見送るほか、消毒液、仕切りの設置や、来場者にはマスクの着用を呼び掛ける。
フジケン季節館アーティスト村村長でイベント実行委員長の田中淳さんは「春の開催が中止になった分、今回はみんな張り切っている。誘い合って遊びに来てほしい」と来場を呼び掛ける。
開催時間は10時~17時(11日は16時まで)。入場無料。