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八戸・図南小吹奏楽部が日本管楽合奏コンテスト最優秀賞 3人の部員で

図南小吹奏楽部が最優秀賞

図南小吹奏楽部が最優秀賞

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 八戸市立図南小学校の吹奏楽部が11月に行われた第26回日本管楽合奏コンテストで最優秀賞を受賞した。

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 新型コロナウイルス感染拡大の影響で動画での審査となった今回、同小吹奏楽部は部員3人による合奏で臨んだ。予選を通過した36の学校・団体による決勝での審査の結果、12の学校・団体に贈られる最優秀賞に輝いた。

 同小学校吹奏楽部の指導を始めて6年の指揮者辻村誠彦さんは「子ども達が頑張ったからだと思う。すごいですね」と喜び、見守りに来ていた保護者も「いやー、びっくりしました。結果発表のときも当番で来ていたが、みんなで盛り上がった」と喜んだ。

 辻村さんは「初の全国大会、しかも3人での出場ということで、正直なところ不利な点が100%に近いくらいだった。審査員の方々が生徒の実力を見てくれた結果だと思う。これに慢心することなく、すぐ次のコンクールも控えているので、東北大会まで行けるよう指導していきたい」と意気込む。

 フルートを担当する6年の向明戸花夏(はな)さんは「辻村さんは厳しいけど、細かい所も指導してくれるのでありがたい。最終学年でこんな経験ができてとてもうれしい」、クラリネットを担当する5年の森菜々子さんは「サックスからクラリネットに代わって1年。うれしい。活動の見守りに来てくださってる保護者の方々やみんなに感謝している」、アルトサックスの土師(はじ)明歩さんは「去年は6人でだめだったのに、今年は最小人数の3人で最優秀とれて嬉しい。来年も結果を出せるように頑張りたい」とそれぞれ話す。

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