八戸の伝統菓子「鶴子まんじゅう」の正月限定版「特選紅白ミニ鶴子まんじゅう」を今年も販売することとなった。
和菓子店「萬榮堂」(八戸市八幡)が提供する「元祖鶴子まんじゅう」は青森県南産の小麦粉で作った記事に黒砂糖の蜜と白い米粉をまぶしたもの。紅白ミニ鶴子まんじゅうの紅の鶴子まんじゅうはゴマあんを使用した特別バージョンになっている。
例年、旅行者のお土産品としても、帰省客や出迎えの市民が購入することも多い「鶴子まんじゅう」はお正月期間限定商品として昨年販売。好評だったことから今年も販売することとなった。コロナ禍で旅行者や帰省者が八戸を訪れることが難しい中、市民向けの消費拡大も視野に入れる。価格はミニサイズの6個パックで880円。
販売を担当するVISITユートリーお土産ショップ担当の根城英忠さんは「今回の『特選紅白ミニ鶴子まんじゅう』は縁起物の干支(えと)をあしらった懸け紙を使用した特別の物になる。おめでたい紅白の鶴子まんじゅうは珍しいのでぜひお求めいただきたい」と話す。
限定版の受注は12月27日まで。引き渡し場所はユートリー(一番町)、元祖鶴子まんじゅう萬榮堂、やまき三春屋(十三日町)。ユートリーでは1月2日と3日に数量限定(10箱程度)で店頭販売する。