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八戸の共生型通所介護施設でカフェ「二重まるカフェ」 施設利用者が調理補助や接客

「二重まるカフェ」

「二重まるカフェ」

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 八戸市の池田介護研究所(八戸市長苗代)が運営する共生型通所介護施設「無添加お弁当 二重まる」が8月から「二重まるカフェ」(尻内町、TEL 0178-32-0097)の運営を始め半年となる。

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 カフェでは施設を利用する高齢者や障害者が調理補助や弁当配達、接客をし、地域交流の場としての活用を目指している。池田介護研究所では趣味特化型のデイサービス「かなえるデイサービスまる」も運営しており、二重まるでは障がいを持っている人と高齢者の方が一緒ということで2つが重なるという意味がある。

 ランチはランチセット(700円)、ドリンクはコーヒー、紅茶(200円)、ラテ(250円)、デザートはミニソフト(100円)をそれぞれ用意する。

 弁当の配達手伝いやカフェの接客・配膳を担当している利用者の佐々木敬子さん(77歳)は「カフェやお弁当配達の仕事が毎日楽しみで、元気とやる気をもらっている。体が元気な限り続けたい」と話す。

 同研究所では、3つのデイサービスを運営しており、それぞれ違うコンセプトがあり、好きなデイサービスに行き好きな体験をすることで、新しい福祉像の実現を目指す。12月から健康・美容特化型デイサービスサロン「キャトルフィユ」も運営開始。ヨガやエクササイズ、アロマ、エステ、マッサージを利用者が選ぶことができ、デイサービスに行くというより、サロンでリフレッシュする感覚で利用できる。

 営業時間は11時30分~14時(予約推奨)。定休日は土曜・日曜・祝日。

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