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八戸で新年恒例「はっちのお正月」 書道パフォーマンスや神楽、民謡など華やかに

「はっちのお正月」書道パフォーマンス

「はっちのお正月」書道パフォーマンス

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 八戸市中心街で新年を祝う正月恒例イベント「はっちのお正月」が1月2日、八戸まちなか広場「マチニワ」(八戸市三日町)で開かれた。

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 「はっちのお正月」は、はっち開館後初のお正月の2012(平成24)年から毎年開催されている人気イベント。今年は会場を例年の「はっちひろば」からマチニワに移して行われた。

 オープニングには八戸東高校と八戸高校の両書道部による書道パフォーマンス。生徒たちが音楽に合わせてダンスや木刀を使った動きを組み合わせながら八戸東高校は「万福」「零からのSTART」、八戸高校は「福が舞う」と新年への願いや意気込みを込めて書き上げた。両校の作品は7日まではっち館内で展示される。

 おがみ神社法霊神楽保存会による一斉歯打ちでは、市民が今年一年を健康で過ごせるように祈願し、「民謡一座がやってきた」では第43代青森県民謡王座の小坂勝義さんと小柴社中一座が正月にふさわしい民謡や踊りの数々を披露。初参加のこぶしの会と八戸藩伝神道無念流居合保存会は剣舞と居合の型などを披露し会場は荘厳な雰囲気に包まれていた。

 会場には新型コロナウイルス感染予防対策として、マスクの着用や入り口での検温に手指消毒、ソーシャルディスタンスの確保などが呼び掛けられた。

 八戸東高校書道部の五十嵐麻央さんは「練習の成果を出せ、思いを込めたパフォーマンスができた。新型コロナウイルスの影響でどのような形になるか分からないが、書道パフォーマンス甲子園の本戦に出場できるように精進していきたい」、八戸高校書道部の山田真滉さんは「今年度初めて見てくださる方々の前でパフォーマンスをすることができて感謝の気持ちでいっぱい。今回参加できなかったメンバーも含めて皆さんの前でパフォーマンスを披露したり全国大会出場を目指したりしたい」とそれぞれ話す。

 はっちは来月2月11日に開館10周年の節目を迎える。

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