学生服や女子制服のリユースショップ「さくらや八戸店」(八戸市小中野)が12月15日、オープンした。
前店主が湊高台で営業していた同店。現店主の池田理知子さんは「3人の子どものために前店を利用していたが、閉店を知り困っていた。同じように店を必要としている人がいるのであれば、自分が営業しようと思った。一念発起し、衣類商の資格も取得した」と振り返る。
八戸市内近郊の幼稚園保育園から高校までの制服をリユース販売する。取り扱うアイテムは、制服上下・ジャージー・ブラウス・小物・バッグ・帽子など数千を超えるという。価格は100円~、未使用品の制服は1万円程度で販売する。制服のリユースが目的のため、着用する本人の学生証提示を求める場合あり。
店内にはキッズスペースを設置し、子どもたちの絵を飾ったり、客が持ちこんだ遊具を置いたりするなど温かい空間作りを心掛けているという。池田さんによると、前職の弁当配達業の際に出会った高齢者との関わりから、店内に今後は多世代が触れ合えるスペース「イバショ」を開設する予定という。遊び場やワークショップ利用を想定しているという同スペースは、今春のオープンを目指す。
池田さんは「幼稚園・保育園から高校までの制服・ジャージー・かばん・ネクタイ・学用品を取りそろえている。買い取りも行う。キッズスペースもあるのでぜひ遊びに来てほしい。これから繁忙期を迎えるので、日曜営業も視野に入れている」と話す。
営業時間は10時~15時。火曜・金曜・日曜・祝日定休。