八戸市南郷産のブドウを使った八戸ワイン3種と青森ワイン1種が完成し1月15日、醸造元の澤内醸造(八戸市柏崎2)で披露された。
八戸市では2014(平成26)年から地元産ブドウを使った「八戸ワイン産業創出プロジェクト」に取り組んでいる。澤内醸造がワインを製造して4年目の今年は、八戸ワインが白スパークリングの「Wa(わっ)2020」、白ワインの「Ga(がっ)2020」、自然発酵白ワインの「ff(フォルティッシモ)2018」の3種と八戸産と南部町産のブドウを使い和食に合う青森ワインの「板前ブリュット」1種の計4種が発売となる。発売日は1月22日。
価格は「Wa2020」(生産数量1000本)が2,900円、「Ga2020」が(同1000本)が1,900円、「ff2018」(同450本)が2,400円、「板前ブリュット」(同350本)が1,900円。4種ともコストを抑え気軽に飲んでほしいという思いから、コルク封ではなく王冠やスクリューキャップを採用する。
澤内醸造のオーナー醸造家の澤内昭宏さんは「フォルティッシモは自然発酵・亜硫酸無添加・赤ワイン用ブドウを白ワイン造りしたちょっと変わったワイン。ぜひ八戸の料理に合わせていただきたい。ロゼスパークリングワイン板前ブリュットは、しょうゆ・ポン酢・たれのニュアンスに合うので、焼き鳥などに合わせて飲んでいただきたい」と話す。