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八戸で画家石澤暁夫さん個展「石澤暁夫岩木山百景油絵展」 前後期で100点展示

個展「石澤暁夫岩木山百景油絵展

個展「石澤暁夫岩木山百景油絵展

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 八戸彩画堂(八戸市城下1)のギャラリー「アートフォース」で現在、青森市浪岡在住の画家石澤暁夫(あけお)さんの個展「石澤暁夫岩木山百景油絵展」が開かれている。

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 石澤さんは常盤村(現藤崎町)出身。津軽地方の風景を描き続けた父親の影響で、高校時代から油絵を始めた。現在は青森市浪岡地区で店舗や企業の大型サインのデザインと制作を手掛けている。

 青函連絡船や八甲田山など津軽の風景画を描き続け、30代からは絵画用ナイフを用いた抽象画も描き始めた。「抽象画の描いているときの偶発性や不安・楽しみに魅せられた」という。

 岩木山を描き始めたきっかけは、新型コロナウイルスの影響による仕事の減少。弘前さくらまつりや青森ねぶた祭など、津軽を代表する祭りが中止になり気分が滅入っていたという。コロナ禍によってアトリエで過ごす時間が増え、作品の整理をしていたところ描き掛けの岩木山の絵が数枚出てきた。それらを描き上げたところ、ねぶた師の竹浪比呂央(ひろお)さんが疫病除けの神「鐘馗(しょうき)」を100枚描いた屏風絵を完成させたニュースを目にし、日頃から目にしている岩木山の絵を100枚描くことを決意した。

 地元浪岡から見た姿をはじめ、十三湖や浅虫など、津軽地方のさまざまな場所から見た岩木山の姿100枚を半年間で描いた。100枚を描き続ける中で「迷いを感じることは一度もなく、筆がスムーズに運んだ」「岩木山の存在を大きく感じるようになった」と振り返る。津軽地方のさまざまな場所から見る岩木山は、「どこから見ても美しい」と感じたという。描き始めてから岩木山に畏敬の念を抱くようになり、「朝昼晩にあいさつをするようになった」とも話す。

 展示会場には、夕焼けに染まる田園の向こうに岩木山がそびえる様子を始めとした風景画のほか、岩木山をさまざまな色で描いた抽象画もあり、大きさや色合いの異なる岩木山の姿が展示されている。会場には、SMサイズから50号サイズまで50点を展示。2月11日からは展示を入れ替え、合計100点を展示する。ハガキやカレンダーの販売も行う。

 石澤さんは「津軽人にとって岩木山は神聖な山。八戸・南部の人々が岩木山をどのように感じ取るのか、いろいろな表情やタッチで描いたので、ぜひ観て楽しんでもらえたらうれしい」と話す。

 開催時間は10時30分~17時。開催期間中の休館日は2月1日、2日、15日、16日。入場無料。開催期間は前期が2月7日まで。後期は2月11日~21日。

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