八戸パークホテル(八戸市吹上1)は客室を仕事用に提供する「リモートワークプラン」の取り扱いを1月中旬、開始した。
全国的な感染拡大により、宿泊業界の稼働が伸び悩んでいる中、新型コロナウイルスによりテレワークの需要が高まっていることから、同ホテルでは新たな働き方であるリモートワークに合わせたプラン提供により需要創出を狙う。
プランでは全館フリーWi-Fiと有線LANが接続可能なネット環境、感染予防対策の徹底された客室にて利用できる2つのプランを用意する。客室の清掃は、換気・消毒を徹底。さらにウイルス付着を防止する「銀イオンコーティング」を施している。
日帰りで最大8時間(10時~18時)利用できる「デイユースプラン」(3,000円)、宿泊付きで10時から最大24時間利用可能な「ステイプラン」(6,000円)の2種類を設定。両プランともにラウンジで使えるドリンクチケットがつく。静かな環境で通信設備が整い、自由にラウンジに休憩に行くこともでき、快適なテレワーク環境を用意する。
同ホテル宿泊部次長の十文字綾(りょう)さんは「プラン提供により、新たな需要創出と新型コロナウイルス感染拡大大防止の一助になれば」と話す。