八戸市のフレンチレストラン「ボワラ」で、青森県産食材とブイヤベースを使ったオリジナルキムチ「BON KIMUCHI(ボン キムチ)」を販売している。
フレンチとキムチは異色の組み合わせだが、同店オーナーシェフの清水桂(けい)さんは、韓国料理店での経験もありキムチのレシピも習得している。コロナ禍で飲食店に厳しい逆風が吹く中「キムチと魚介類は合うのでは」と思い立ち、ブイヤベースのスープを入れて試作を重ねた。「ボン キムチ」の「ボン」はフランス語で「良い」「上手」を意味する。
キムチに使うブイヤベースにはカニをメインに使ったスープ他数種類の魚介類が入っていて、魚介類のうま味と程よい辛みが特徴になっている。パッケージデザインもこだわってたという。
清水さんは「キムチにはカニのうま味がよく出ている。日がたつにつれ熟成感が出てキムチとしての一体感が出てくる。自宅で楽しんでもらえれば」と話す。
現在、店頭と「やまはる旭ヶ丘店」(旭が丘)、田子町「ガーリックセンター」(田子町)、はっち「チーズデイ」(三日町)で販売している。1個600円。