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八戸・三陸の塩を使った塩サイダー 朝市出店イタリアンシェフが開発販売

三陸産の塩を使った塩サイダー

三陸産の塩を使った塩サイダー

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 八戸市の朝の風物詩として全国的にも有名な舘鼻岸壁朝市に出店している「HACHINOHEいか焼きそば」が3月28日の朝市から、塩サイダーを販売する。

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 考案したのはイタリアンレストラン「falo(ふぁろ)」(八戸市湊町)のオーナーシェフである奥澤宏樹さん。3年前から館鼻岸壁朝市で「HACHINOHEいか焼きそば」を出店・販売している。

 地元企業とコラボレーションしての商品開発への思いをかねて持っていた奥澤さんは、朝市で販売している焼きそばと一緒に飲んでもらえるサイダーを発案し、三島サイダーなどを製造・販売する八戸製氷冷蔵(白銀1)に協力を依頼し、商品化がスタート。原材料には三陸の海水塩を使用し、試行錯誤を重ねて、まろやかな塩味とサイダーの甘味、爽やかな酸味を調和し、すっきりとした飲み口と後味のよいサイダーに仕上げた。

 サイダーの色も海をイメージした爽やかな青。ラベルのデザインにはイカのキャラクターを自らデザインした。

 奥澤さんは「飲食業や観光業が難しい現在の状況だが、食を通して人も企業もまちも少しずつでも元気になってもらいたい。イカ焼きそばとサイダーの相性もばっちりなのでぜひ試してもらいたい」と話す。

 サイダーの価格は1本250ミリリットル入りで250円。朝市に加えて、「道の駅なんごう」でも販売を予定する。

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