青森県田子町の新・ご当地グルメ「田子ガーリックステーキごはん(略称・ガリステごはん)」が2021年バージョンにリニューアルされ、3月23日、田子中央公民館(田子町田子)で完成報告・発表会が行われた。
ガリステごはんは、2016(平成28)年3月29日に「食による観光まちづくり推進協議会」による青森県の「新・ご当地グルメ」としてデビュー、料理内容を毎年見直して、2月までに累計7万8千食以上を売り上げている。青森県内ではほかに、深浦マグロステーキ丼、平内ホタテ活御膳、東通り天然ヒラメ刺し身重など5種類の「新・ご当地グルメ」がある。
2021年版のリニューアルでは田子高校とコラボレーションした料理「ガーリックそばつつけ春巻き」も提供。「つつけ」とは青森県南・岩手県北地方の郷土食「かっけ」のこと。食材をつつけで巻いて揚げ、春巻き風に仕立てている。毎年リニューアルする「9種類の創作ニンニク料理」は、それ自体がフルコースとなっていて、先付けからフルーツ・デザートでしめる。魚料理には「新・ご当地グルメ」仲間の平内のホタテを使う。みそ汁の具材も「ひっつみとねぎ」に変更した。
田子ニンニク料理推進協議会事務局長のガリクソン小林さんは「今回は、平内町のホタテを使った料理や田子高校生からアイデアを募集して取り入れた料理となっている。コンセプトについては『ふるさとの味』ということで、料理開発を進めて来た。毎回、ニンニクを使った料理には難しいところがあるが、アイデアを出し合って良いものができた。田子町もこれから良いシーズンになるので、ガリステごはんを食べに、田子町にお越しいただければ」とPRする。
ガリステごはん2021年版の提供は3月29日から。田子町ガーリックセンター(同)、勇鮨(同)、御食事処なくい(同)の3店で提供する。1,600円。