八戸市のマフィンの専門店「Pausebakery(ポーズベーカリー)」が昨年10月に委託販売を始め、半年となる。
ポーズベーカリーのPauseは「ひと休み」の意味。製作者の久保沢あさみさんは、前職で10年以上クリニックに勤務していたが仕事の忙しさで食生活が乱れていた。現在はゴルフ場の手伝いをしているが、これまで忙しくて食に気を使っていなかった分、食事を見直そうと思いたった。手作りの食べ物を多くし、健康に気を使うようになった。元々お菓子作りが好きだったことからお菓子も手作りで作るようになり、マフィン屋を始めようと思ったという。
久保沢さんが作るマフィンの生地には国産の小麦粉、アルミニウム不使用のベーキングパウダーを使い、卵、牛乳、白砂糖は使わず、体に優しい菓子作りを心掛けている。毎日のおやつや、「ちょっとしたご褒美」、手土産など、暮らしに寄り添った手作り焼き菓子を目指す。
マフィンは10種類以上用意し、1個300円。かぼちゃマフィン、黒豆と抹茶マフィン、チョコレートマフィン、リンゴと紅茶のマフィンなど。季節によってさつまいもや栗、イチゴ、紅玉など種類が変わる。カボチャなどは八戸市内の無農薬農家から仕入れている。
現在、店舗は無いが、「Delicafeperch(デリカフェペルチ)」(八戸市六日町)に毎週土曜、バル7(同)に毎週金曜夜、その他イベントで販売している。
久保沢さんは「体に優しいお菓子作りを心掛けている。一つ一つ心を込めて手作りしている。ぜひどうぞ」と話す。
予約、問い合わせはインスタグラムから。マフィンは配達可。