4月1日から行われている大型観光キャンペーン「東北デスティネーションキャンペーン」にちなんだPRブースがJR八戸駅の東西自由通路に設置され、東北各地域の魅力を紹介している。
東北DC(東北デスティネーションキャンペーン)とは、東北6県の自治体や観光関係者とJR6社が一体となって行う大型の観光キャンペーン。この開催に合わせて八戸駅では、東北6県各駅社員がお薦めする観光スポットをまとめたチラシ「#今だぜ東北」を設置し自由に手に取ることができる。八戸駅では、毎週日曜の早朝に開催される「館鼻岸壁朝市」や、B級グルメとして全国レベルの知名度を持つ「八戸せんべい汁」、さらに「種差海岸」や「蕪島」の4つを紹介している。設置初日から多くの駅利用者が足を止めて、チラシを手にしていく姿が見られた。
JR東日本盛岡支社では、八戸駅~久慈駅間を運行しているレストラン列車「TOHOKU EMOTION」が、青い森鉄道線や奥羽本線を走行し、八戸駅~弘前駅間を往復する「TOHOKU EMITION TSUGARU」が5月15日1日限定で運行。さらに、毎週日曜に開催されている舘鼻岸壁朝市に合わせた列車「館鼻岸壁朝市号」を4月25日から運行予定。通常の始発電車より約30分早く5時33分に八戸駅を出発し、朝市最寄り駅である陸奥湊駅には5時50分に到着。徒歩10分で朝市会場に到着することができる。
八戸駅スタッフの嵯峨杏菜(さが・あんな)さんは「八戸駅ではこの状況下でも駅を楽しんでご利用して頂けるように、ブースや装飾を充実させていきたい。ぜひ足を止めて見てもらえたらうれしい」と話す。