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八戸ウインドアンサンブルが定期演奏会 2年ぶりに開催

八戸ウインドアンサンブル定期演奏会

八戸ウインドアンサンブル定期演奏会

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 八戸圏域在住のアマチュアを中心に活動する吹奏楽団「八戸ウインドアンサンブル」の「第33回定期演奏会」が5月16日、八戸市公会堂(八戸市内丸)で開かれる。

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 同楽団の結成は1979(昭和54)年。青森県吹奏楽連盟に加盟し、全日本吹奏楽コンクールに毎年出場するほか、イベントや福祉施設などの慰問演奏など、年間を通して活動している。現在は10~50代の約45人が活動している。

 八戸市公会堂が改修工事だった昨年は定期演奏会の企画を見送っていたが、新型コロナウイルスの影響で各種イベントの出演も軒並み中止となり、演奏を披露する機会を失った。緊急事態宣言が解除された後の昨年6月ごろから少人数での練習を再開し、演奏会に向けて準備を進めている。団長の須藤博紀さんは「団員のモチベーションが下がらないか心配だった」と振り返る。

徐々に演奏活動を再開し、今年2月に八戸市公会堂で無観客の「録音会」を実施。3月11日、その模様をユーチューブで公開した。「花は咲く」やアイドルグループ「嵐」の楽曲のメドレーなど、3つの動画を公開している。

 2年ぶりとなる今年の定期演奏会は3部構成で全6曲を演奏する予定。映画音楽をメドレーで演奏する「モリコーネ・パラダイス」や、「津軽じょんがら節」やねぶたばやしなどをメドレーで演奏する「煌夜(こうや)-祭の幻想」のほか、吹奏楽オリジナルの曲を演奏する。指揮は元中学校教諭で長年にわたって吹奏楽の指導を手掛けてきた佐藤憲一さんが務める。

 新型コロナウイルス対策として、入り口での手指の消毒、マスクの着用、間隔を空けて着席するよう呼び掛ける。感染状況によって中止になる場合は、楽団のSNSで発表する。

 須藤さんは「吹奏楽は、クラシック、ジャズ、ポップスなどのいろいろなジャンルの音楽を楽しめるのが魅力。コロナ禍で生の演奏を楽しめる機会が減っているので、ぜひ楽しんでほしい。メンバーも募集しているので、メールなどで連絡いただきたい」と話す。

15時開場、16時開演。入場無料。整理券が必要。整理券は公会堂、はっち、三春屋で配布する。

 同楽団では通年でメンバーを募集している。 現在は特に、クラリネット、トロンボーン、打楽器のメンバーを募集。 練習日は毎週日、月、水。練習場所は八戸市豊崎町の公民館「瑞豊館(ずいほうかん)」。時間は19時~22時。

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