地元の食文化の魅力を再発見してもらう企画展「風土フードを巡ろう」が5月1日から、種差海岸インフォメーションセンター(八戸市鮫町)で開かれている。
周辺の三陸復興国立公園・種差、鮫、階上エリアで生き続けてきた人と動植物などの繋がりが培ってきた食べ物「風土フード」を巡り取材したこだわりの「幸」をフリーペーパー「種差海岸インフォメーションチャンネルTANECHAN」などで紹介してきた同センター。今回の企画展では、フリーペーパーの2016(平成28)年4月9日号などで取り上げた「風土フードを巡ろう」を下敷きに、鮫・種差・階上エリアの飲食店や食べ物を取り上げている。
展示には、館内の4つの壁面を使用。第1の壁では鮫エリアの飲食店や食べ物を扱う「かぶーにゃ」「イヌワラウ」「小舟渡食堂」「ホロンバイル」「うみ音」「鮫のたこ屋」「まるなか」を紹介する。第2の壁では種差エリアの「松屋」「波光食堂」「芝亭」「種差食堂」「民宿石橋」「民宿志保」「柳沢商店」のほか、地元の食文化に詳しい中村モトさんも紹介している。
第3の壁では、階上エリアの「わっせ交流センター」「フォレストピア階上」「道の駅はしかみ」、「東門」、「あるでぃーば」「民宿はまゆう」、「ポセイドン」を紹介。フリーペーパー「TANECHAN」に掲載の写真をメインに過去のイベントやツアーで撮った写真も拡大コピーして展示している。写真がないところは、スタッフが新たに取材して展示に加えた。
スタッフの工藤道子さんは「鮫・種差・階上エリアには、それぞれおいしいものがたくさんある。ぜひ見に来てもらいたい」と呼び掛ける。
期間中の開館時間は9時~17時。展示期間は6月30日まで。