色とりどりのビニール傘が天井を彩る「マチニワアンブレラスカイ」が6月1日から、八戸まちなか広場「マチニワ」(八戸市三日町)で開かれている。
同企画は昨年始まり、今年で2回目。昨年の5月の大型連休時期がコロナ禍の影響で「はっち」と「マチニワ」が閉館し、イベントなどもほとんど中止になったため、「明るい展示で明るい気持ちになれば」と思いで企画が始まった。
今年は「マチニワ」だけではなく、「はっち」のはっちコートにも何本か展示。アンブレラスカイとは、本来は夏の日差しから守るための熱中症対策だが、昨年梅雨の時期に合わせて展示したところ反響が大きかったため、今年も同時期に展示。傘は全部で120本。全てはっちのスタッフが手作業で取り付けた。11時ごろになると、光が射し込み床にカラフルな影ができ、より鮮やかな光景を見ることができる。その写真をSNSに投稿する人も多い。床から水が噴き出すホッピングウォーターの水音と傘がとてもよく合い、普段とひと味違うマチニワとなっている。
はっちコーディネーターの中世古有紀さんは「お薦めの時間帯は、太陽が真上に来る11時ごろ。カラフルな影を楽しめる。天候によって見え方が違うので、ぜひ晴れた日にお越しを」、同櫛部晃代さんは「梅雨時のじめじめした時期だが、マチニワで空を見上げるとカラフルな傘が沢山ある。今までにないマチニワの新しい風景を見ることができるので、来場したときは天井に注目してほしい」と話す。
開館時間は6時~23時。入場無料。7月14日まで(はっちコートは6月30日まで)。