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八戸公園で今春ニホンザルの赤ちゃん 2匹誕生、愛らしい姿

八戸公園のニホンザル

八戸公園のニホンザル

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 八戸公園(八戸市十日市、TEL 0178-96-2932)の動物放牧ゾーンにある猿山で4月・5月に相次いで生まれたニホンザルの赤ちゃんが、来園者の目を楽しませている。

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 猿山では例年、4月から5月にかけてベビーラッシュを迎える。今年は4月20日と5月11日にオスの赤ちゃん2匹が誕生した。現在、親ザルの腹にくっついたり足にじゃれたりして、かわいらしい姿を見せている。生まれて1・2カ月と間もないが、斜面を駆け上がったり、地面に落ちている木の枝をかじったりと、何にでも興味を持つ様子が観察できる。

 同公園のニホンザルは、1992(平成4)年に文化庁の許可を得て、野生のニホンザルの最北端の生息区域・下北半島にある脇野沢野猿公苑から譲り受けた。現在の飼育数は、ボスザルのプンチを筆頭とした猿山の24匹と動物舎で飼育しているナナちゃんとヤエちゃん2匹の合計26匹になった。人間に育てられたナナちゃんとヤエちゃんは人懐っこく、柵越しに観察している人に近寄ってくることもあるという。

 猿山では13時ごろに餌やりを実施。食事中の姿を鑑賞することができる。生まれたばかりの赤ちゃんザルが母ザルの乳を飲む姿が見られることもある。生後1カ月ごろからはリンゴやイモなども食べ始め、これからすくすくと育っていく姿を観察することができそうだ。

 同公園の小笠原恵子さんは「猿山に新しい仲間が増えにぎやかになった。ぜひお猿さんたちに会いに来てほしい」と話す。

 同公園では、感染対策としてマスクの着用とソーシャルディスタンスの確保を呼び掛けている。サルは栄養管理の下で飼育しているため、えさを与えないでほしいとしている。

 開園時間は9時~17時。月曜休園(月曜が祝日の場合は翌日休園)。月曜も入園は可能だが、同公園では入園を推奨していない。入園無料。

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