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おいらせ「あぐりの里」にそば店「ひみ庵」 白神そば、塩とつゆで

盛りそば(写真提供=ひみ庵)

盛りそば(写真提供=ひみ庵)

 十割そばを提供する「そば ひみ庵」(おいらせ町向山東2)が8月1日、観光農園「アグリの里おいらせ」(同)内にオープンする。

店の外観

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 八戸出身の岩本一真さんが出店。店舗面積は約24坪。席数は28席。「自分の子どものような店にしたい」との思いを込めた店名は岩本さん夫妻の名前から1字ずつ取って「一望」とし、ひらがな表記にした。

 麺は西目屋村産のブランドそば「白神そば」のそば粉を使う。寒冷地に適した品種「キタワセソバ」で、白神山地の水を使って製麺する。「そばの味は水の味」と岩本さん。青森県内のさまざまな地域の水を使って製麺を繰り返し、白神山地の水に行き着いたという。「盛りそば」(1,000円)には岩手県野田村産の「のだ塩」を添え、そばの香りを楽しんでもらう。つゆは、岩手県産のしょうゆを使ったかえしに、厚切りのかつお節を加える。薬味には、香りを保つために氷温凍結した本ワサビを添える。季節に合わせて具材が変わる天ぷらやおにぎりが付いた「天ざる白神蕎麦(そば)御膳」(1,600円)も用意する。そばの大盛(150円)にも対応する。

 高校卒業後に東京都内の洋食レストランで約3年にわたりイタリア料理・フランス料理の修業を積んだ岩本さん。修業後はスペイン料理店「リックス」(東京都中央区)で店長・料理長を約4年務め、メディアに取り上げられる繁盛店に育てたという。Uターン後に勤めたカフェ「KEKU CAFE」(南部町苫米地)で、同店マスターに空き店舗を紹介され、独立を決意した。そば店にした理由は、高校時代に経験した小麦価格の高騰が背景にあるという。食料危機にも耐えうる食材として、荒れた土地でも栽培でき、年に最大4回収穫できるそばを選んだ。

 岩本さんは「十割そばを通して、青森県の食材の素晴らしさを多くの人に知ってもらえたら」と話す。

 営業時間は11時~15時。月曜・火曜定休。

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