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八戸の伝統武芸「騎馬打毬」がお守りに 新羅神社、透明感のある切り絵で

頒布を開始したお守りは、中のお札を取り出すと効力を失うという

頒布を開始したお守りは、中のお札を取り出すと効力を失うという

 八戸を代表する伝統武芸「加賀美流騎馬打毬(だきゅう)」をモチーフにしたお守りの頒布が8月2日、長者山新羅神社(八戸市長者1)で始まった。

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 八戸三社大祭の中日に同神社の「桜の馬場」で行われる奉納試合の様子をあしらったお守りで、現在の社殿と騎馬打毬が共に200周年を迎える来年に向けて機運を高めようと制作した。手のひらに乗るほどのサイズで、騎手が馬上からまりを勢いよくゴールに投げ入れようとする様子を切り絵で表現。騎手の衣装や周辺の木々には、緑、青、赤、黄など半透明の素材を重ねた。

 頒布を前に、祭神の分霊をお守りに移す神事を行った。権禰宜(ごんねぎ)の柳川直美さんによると、お守りには神の霊が宿ったお札が入っているため中を見てはいけないという。中身を取り出さず、スマートフォンや財布に入れて持ち歩くことを勧めている。

 騎馬打毬は現在、騎手の練習場となっている乗馬クラブの後継者不在や、奉納試合の運営資金不足、馬の高齢化などさまざまな課題を抱える。加えて、同神社は昨年12月8日の地震で境内が広範囲に被災し、復旧の途上にある。同神社と継承団体「八戸騎馬打毬会」は近年、連携を深めており、今年8月2日の奉納試合では約20年ぶりに騎手による正式参拝を再開した。

 柳川さんは「200周年を前に、騎馬打毬の存続のために制作した。被災した境内の復旧を進め、神社を皆さんが集う心のよりどころにしていけたら」と話す。

 初穂料は800円。

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