早朝から営業するラーメン店「中華そば丸勝 USAGI BASE(ウサギベース)」(三沢市鹿中2)が9月1日、国道338号沿いで営業を始めた。
古川健さんが経営する同店。10年ほど前から趣味でラーメンやチャーシューを作り始めたという。5年前からラーメン店の開業を考え始め、今年3月、脱サラに踏み切った。10月に開業を予定する焼き肉店を間借りして営業する。開業の準備が整ったことから、焼き肉店に先立ち営業を開始した。席数は8席。
通勤途中の人に「朝ラー」(朝ラーメン)を楽しんでもらおうと6時から営業する。煮干しだしを使ったしょうゆラーメンで、「朝から食べられるスッキリとした味わいに仕上げた」(古川さん)という。スープには季節ごとに産地の異なる煮干しを使い、魚由来の臭みを抑えつつ煮干し本来の苦みや酸味を感じられるようにした。毎朝50~60人分のスープを用意しているが、14時の閉店を待たずに売り切れになることがほとんどだという。
古川さんによると、一番の人気メニューはチャーシュー煮干し(中=1,200円、大=1,300円)。六戸町の製麺所「小関麺興」の中太の縮れ麺を使い、メンマ、チャーシューをトッピングする。チャーシューは頻繁に通っていた県内のラーメン店に何度も持ち込み、店主のアドバイスを受けながらレシピを仕上げていったという。煮干し中華(中=900円、大=1,000円)も用意。トッピングは、煮卵(150円)とネギ(100円)、チャーシュー(300円)、背脂(無料)をそろえる。
店内の至る所にはウサギの置き物や絵を展示するが「実は店名の『ウサギ』は後付け」(古川さん)だという。三沢市に米軍基地があることから店名のどこかに「USA」を入れようと、ローマ字表記で「USA」が入る「ウサギ」にした。店先には、ウサギのシルエットをあしらった「USAGI BASE」の木製看板を設置。来店客から「『ベース』は米軍基地を意味するのか」と尋ねられたこともあるが、遠方の友人やラーメンを食べに来る人に「おいしいラーメンが食べられる拠点」であることを伝える意図があるという。
古川さんは「おいしかったと言ってもらうことはもちろん、『また来るよ』と言われることが何よりうれしい。朝から営業するこの店が、皆さんの一日の始まりの拠点になれば」と話す。
営業時間は6時~14時。木曜定休。スープがなくなり次第終了。