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階上在住の渡部高明さん、日本国憲法の解説本出版 公布80年に合わせ

渡部さん

渡部さん

 日本国憲法を会話形式で解説する本「渡(わた)ちゃんの憲法カフェ」が11月3日、発売された。

渡部さんの本「渡ちゃんの憲法カフェ」

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 2023年までノースアジア大学(秋田市)法学部で准教授を務めた階上在住の渡部高明さんが、日本国憲法を身近に感じてもらい、改正の是非を考えるヒントにしてもらおうと自費出版した。「夫婦同氏制」「表現の自由」「天皇制と女性天皇」など20項目に分け、会話形式で解説。2022年~2023年にコミュニティー放送局「BeFM」(八戸市番町)で放送した番組「憲法カフェ」の原稿を再編集した。関係する条文や、ノースアジア大学時代に学生向けに制作した穴埋め問題、裁判での判例、日本国憲法全文なども掲載する。

 日本国憲法は1946(昭和21)年11月3日、明治天皇の誕生日「明治節」に合わせて公布された。同日は「自由と平和を愛し、文化をすすめる」日として、国民の祝日「文化の日」に制定されている。

 渡部さんは約50年前に立教大学法学部で憲法を学んで以来、ライフワークの一つとして憲法を伝える活動に取り組んできた。ノースアジア大学退職後は行政書士として活動する傍ら、八戸や階上で日本国憲法を語る座談会「憲法カフェ」を主宰している。政治家や学生に限らず、市民が広く憲法を理解し、語り合うことの大切さを感じていたという。今回、公布80年の節目に合わせ、自身の活動の集大成の一つとして出版した。

 「大学時代に憲法と出合い、平和国家を作るための最高法規であることや、一人一人の人権を大切にすることが柱に据えられていること、『国民主権』などに感動を覚えた」と渡部さん。「日本国憲法は条文数が少なく解釈に幅がある『ゴム型憲法』。公布から80年、国民が改正に踏み込んだことはない。大多数の国民が理解し、共感できることが最高法規の役割。この本は、理解しやすく楽しく読める内容にした。ぜひ手に取ってもらえたら」と話す。

 価格は1,980円。八戸市内の主な書店で販売する。

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