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江戸城「御用窯」の幸兵衛窯、八戸で5年ぶりの作品展 蔵出し品も

7代目加藤幸兵衛さんの作品

7代目加藤幸兵衛さんの作品

 岐阜県多治見市の窯元「幸兵衛窯」の作品展が8月13日、八戸ポータルミュージアムはっち(八戸市三日町)で始まった。

亮太郎さんが美濃焼の技法で制作した茶碗

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 江戸時代の1804年、初代当主・加藤幸兵衛が創業し、「御用窯」として江戸城に食器を納めた歴史を持つ幸兵衛窯。2005(平成17)年に亡くなった6代当主・加藤卓男さんは1995(平成7)年に人間国宝の認定を受けた。八戸での展示会は2021年以来5年ぶり。

 会場には7代当主・加藤幸兵衛さんが卓男さんから受け継いだ「ペルシア陶技」で制作した騎馬武者や、長男の亮太郎さんが伝統的な美濃焼の技法で制作した茶碗などを展示。ネコ、カバ、ライオンなどさまざまな動物をかたどったペルシア陶技の作品も並び、来場者の目を楽しませている。

 販売コーナーには、食器類のほか、イヤリング、髪飾り、ペンダントなどのアクセサリーや、クリスマスツリー、鏡餅、パンダなどのかわいらしい作品も並ぶ。昨年12月8日に八戸で発生した地震で食器が割れた飲食店に使ってもらおうと、ご飯茶碗、取り皿、カップ類、湯飲み茶碗などの「蔵出し」の作品を1000円台から用意する。予約なしで体験できる「絵付け体験」も。

 現在、同窯で工場長を務めるのは、八戸出身の今川一馬さん。「江戸時代から続く窯元で、伝統的な作品から新しい技法の作品までさまざま。6代目の影響で技法も変化し、鮮やかな色の作品が増えた。見て楽しんでもらえれば」と呼びかける。

 開催時間は10時~17時。入場無料。8月17日まで。

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