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木彫り作家キボリノコンノさん、三沢で作品展 パンや納豆、本物そっくりに

木片が次第にカステラになる様子を表現した作品

木片が次第にカステラになる様子を表現した作品

 木彫り作品を紹介する「キボリノコンノ展 食べたい!木彫りアートの世界」が現在、青森県立三沢航空科学館(三沢市三沢)で開かれている。

納豆

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 公務員から木彫り作家に転身した経歴を持つキボリノコンノさんの作品を紹介する同展。会場にはパック入りの納豆や、こんがりと焼けたパンの上で溶けるチーズ、菓子類や生き物など、本物と見まがうほど精巧につくられた木彫り作品がズラリと並ぶ。複数の木片がカステラに変化していく様子を表現した連作や、生卵やゼリーなどを表現した透明感のある作品も展示されており、来場者の注目を集めている。

 制作工程を垣間見ることができるブースも設置。木彫り作品をより本物の食品らしく撮影するテクニックを紹介するパネルや、キボリノコンノさんのアトリエを再現したコーナー、作品に触れられるコーナーを用意した。7月19日にはキボリノコンノさんが会場を訪れ、制作を実演。観客の目の前で木片を彫り、形成や着色をして、1時間足らずで実物大のチョコレート菓子を完成させると、詰めかけた親子連れから歓声が上がった。

 キボリノコンノさんによると、木彫りとの出合いはコロナ禍だったという。2021年9月、自宅でできる趣味を探していたところ、自宅にあったコーヒー豆が目に入った。「木でコーヒー豆を作ったら本物そっくりになりそう」と思いつき、木彫りのコーヒー豆を制作。その後、木彫りの奥深さに魅了され、主に食べ物をモチーフにした作品を制作してきた。SNSやテレビ番組などを通して活動が話題を呼び、2022年7月には東京銀座で初の個展を開催。2023年3月には公務員を退職し、同4月からプロの作家として活動している。

 キボリノコンノさんは、「子どもからお年寄りまで一緒に会話が楽しめる体験展示。難しいアートを見に行くというより、おいしいご飯を食べにレストランに行くような感覚で来場してもらえたら」と話す。

 開催時間は9時30分~12時、13時~16時30分。観覧料は、一般=900円、中高生=500円、未就学児無料。9月27日まで。

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