八戸商工会議所(八戸市堀端町)女性会のメンバーが7月17日、多様性に理解を深める勉強会を開いた。
勉強会は、同会が3月に「国際女性デー」に合わせて行ったミモザの花の配布活動をきっかけに、定例会の一環としてLGBTQ+を学ぼうと企画した。日本たばこ産業(東京都港区)人事部の三浦法子さんが「誰もが働きやすい職場づくり~DE(ディー)&I(アイ)とアライシップ~」と題して講演。LGBTQ+を主軸に、多様な価値観や属性を受け入れ、公平にチャンスが与えられることの大切さや、性的マイノリティー当事者を理解し支援する気持ちを持つ「アライシップ」について紹介した。
三浦さんによると、国内で性的マイノリティーを自認している人は人口の約10%で、中には職場環境に「生きづらさ」を感じる人も少なくないという。本人の了承なく性自認を第三者に伝える「アウティング」や、性自認に関するハラスメント行為など課題が多いといい、日本たばこ産業では2023年、独自の「パートナーシップ制度」を見直したことも紹介した。
同会会長の岡沼栄比子さんは「多様な価値観のある現代だからこそ、多様性への理解と働きやすい職場、過ごしやすい街づくりが求められるのではないか。皆さんもほんの少し考えてもらえたらうれしい」と話す。