旧南部領の郷土菓子「南部せんべい」をテーマにした卓球大会「南部せんべいポン!888(パチパチパチ)杯」が8月8日、八戸ポータルミュージアムはっち(八戸市三日町)で開かれた。
「令和8年8月8日」の「8が3つ並ぶ日」に、地名に「八(8)」の付く八戸で過ごしてもらおうと八戸市が開いた「8(はち)フェス」のイベントの一つ。同館が企画し、10月に青森県内で開催される「青の煌めき国スポ・障スポ」への機運を高めた。会場には「ごませんべい」「豆せんべい」の柄をあしらった円形の卓球台を2つ並べて「8」の字を表現。南部せんべいとうり二つの木製ラケットは、福祉施設「ふれ愛プラザあおば」(青葉2)がこの日のために制作した。
企画を担当したのは同館の岩舘千和さん。全国でスリッパや桶を使ったユニークな卓球大会が開かれていることを知り、八戸らしい卓球大会にしようと南部せんべいを使うことをひらめいたという。
始球式には熊谷雄一八戸市長が登場。「今日は8が3つ並ぶ縁起がいい日。卓球大会を通じて国スポ・障スポの機運を高めてほしい」と呼びかけた。
小学生から60代までの市民で構成する8チームが出場。中には全員同じユニホームとはちまき姿のチーム、仮装するチームなども。司会を務めたラジオパーソナリティーの八奈見條史さんは南部せんべいの形をした被り物を身に着けた「こびりっこおじさんマン」に扮(ふん)して会場を盛り上げた。
出場チーム「タコさんウインナー」として友人らと参加した中学3年の出川景都さんは「今年で(通う中学校から)卓球部がなくなるので仲間に呼びかけて参加した。受験前のいい思い出になったし楽しかった」と話す。