東京を拠点に活動する創作ユニット「にゃんとこ」の「すー」さんが8月1日・2日、青森の夏を彩る「八戸三社大祭」を初めて観覧した。
すーさん・斎藤ぽんさんによる「にゃんとこ」は、盆踊りや郷土芸能を主軸に、イベントの企画や粘土作品の制作などを手がける。例年2月の「八戸えんぶり」には毎年足を運び、複数のえんぶり組と交流を深めてきた。自称「えんぶりファン」のすーさんは今年5月にも八戸を訪れ、えんぶり関係者による田植えを見学。関係者の中に八戸三社大祭に情熱を傾ける人が多いことを知り「今年は『とうとう行くしかない』と思い、覚悟を決めた」という。
1日、神事「お通り」の行列で初めて八戸三社大祭の山車を見たすーさんは、自身のSNSに「八戸の人たちはパリピでやべぇことが好きだから山車を可動式にしてるんだと思ってたけど物理的な要因があったんですね…初めて知った」(原文のまま)と投稿。高さ・幅約5メートル、奥行き約11メートルの山車が仕掛けを展開し、幅約8メートル、高さ約10メートルに広がる様子に「信号があるたびに山車を広げたり収納したりしていて驚いた。しかも冬はえんぶり、夏は三社大祭と、地元の人には当たり前なのだろうが、祭りに何カ月もかけている八戸の人は最高」と話した。
行列で披露される虎舞、大神楽、権現舞などについては「行列の一部として参加していることに感動した。一つ一つの存在は知っていたが、祭りの全体像が見えたことで、それぞれの芸能が持つ意味を理解できた」と話す。
「八戸は良い場所。自然や観光スポットが多く、面白い人もいっぱいいる」と八戸の魅力を語るすーさん。次に八戸を訪れるのは来年2月の「八戸えんぶり」。祭り期間は4日間だが、10泊分の宿泊予約を確保しているという。