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夏の八戸三社大祭で冬の「えんぶり」公演 青森ねぶた祭関係者の姿も

妻神えんぶり組のステージの様子

妻神えんぶり組のステージの様子

 青森県の郷土芸能「えんぶり」の公演が8月2日、八戸三社大祭のイベント「おまつり広場」で行われた。

えんぶりを観賞する佐々木さんの後ろ姿

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 かつて八戸藩の城下町として栄えた八戸市中心街を豪華絢爛(けんらん)な山車が運行する八戸三社大祭。「おまつり広場」は、祭り期間(7月31日~8月4日)のうち8月2日~4日に八戸市庁前市民広場(八戸市内丸1)で開かれる恒例イベント。46回目を迎えた今年も多くの出店が並び、市民や観光客でにぎわいを見せた。

 ステージイベントのトップバッターを務めたのは八戸の「妻神(さいのかみ)えんぶり組」。午前11時、2月の寒い屋外で披露されるえんぶりが夏に見られるとあって、会場には多くの市民が詰めかけた。烏帽子(えぼし)をかぶった5人の太夫が豊作を願って舞う「摺(す)り」や、大黒、恵比寿などに扮(ふん)した子どもたちの祝福芸が披露され、会場は拍手や歓声で包まれた。

 司会者が南部弁で「えんぶりは2月17日。おべだが(覚えてくれましたか)。必ず来てけんだよ(来てくださいね)。わのつら見だら、声っこかげんだよ(私を見かけたら声をかけてください)」と呼びかけると、客席からは「おべだ(覚えました)」の声が起こった。

 会場には、青森市で同日開催されていた青森ねぶた祭の関係者の姿もあった。ねぶたのおはやし団体「凱立(がいりゅう)会」で笛を担当する佐々木奨さんは同日、19時からのねぶた出陣を前に八戸の会場を訪れ、えんぶりのおはやしに身を委ねた。南部町のえんぶり団体「福田上えんぶり組」にも参加しているという。佐々木さんは「(八戸三社大祭で)えんぶりが行われると聞き、居ても立ってもいられず、ねぶたを前に八戸に来てしまった。えんぶりを見て、ねぶたのおはやしを披露する気持ちが一層高まった」と話していた。

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