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八戸で初の「魚スープレストラン」 郷土食と魚介のスープ、15店がそれぞれに

魚スープレストランをPRする古川さん

魚スープレストランをPRする古川さん

 旬の魚介類と伝統食を組み合わせたメニューを提供する「八戸 魚スープレストラン」が8月20日、八戸市内の15飲食店で始まる。

南部せんべいを使った「ラ・メゾン ポデタン」のメニュー

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 主催は市民団体「八戸ハマリレーションプロジェクト」。太平洋に面し、日々さまざまな魚介が水揚げされる八戸港を有する八戸市を「食のまち」として盛り上げようと企画した。「南部せんべい」「ひっつみ」「かっけ」など青森県南部地方を代表する伝統食と魚介を組み合わせたスープメニューを提供する。

 参加店のうち、フランス料理店「ラ・メゾン ポデタン」(八戸市番町)は「キンメダイのせんべい汁仕立て」を考案。八戸港に水揚げされたキンメダイの表面をパリッとした食感の「うろこ焼き」にし、キンメダイのうまみを生かしたスープをかけ、南部せんべいと一緒に食べる。

  「Ari(アリ)」(十三日町)のメニューは、パスタ風にやわらかくした冷たい南部せんべいを、ホヤ、熟成させたイカ、野菜、コチュジャンなどを使った汁に付けて食べる。「Knot(ノット)」(番町)は郷土食「そばかっけ」を使ったラビオリを提供。「ZUPPA(ズッパ)」(堤町)は階上町産全粒粉を使ったパンや南部せんべいを、魚のうまみを生かしたスープに付けて食べる「スープ・ド・ポワソンと階上小麦全粒粉のチャバタ、南部せんべい」を提供する。

 同団体は2012(平成24)年、東日本大震災からの復興の途上にあった八戸を食で盛り上げようと「八戸ブイヤベースフェスタ」を企画。「八戸えんぶり」が行われる毎年2月の定番イベントとして定着させた。魚スープレストランは、ブイヤベースフェスタに参加経験のない若手シェフにも参加してもらうことや、市民や観光客が八戸の魚を食べる機会を増やすことも狙いという。同団体局長の古川篤さんは「魚をもっと気軽に楽しんで、お酒と一緒に味わってもらえれば」と話す。

 価格は単品=550円~2,200円、コース料理=3,000~9,900円。一部の参加店は予約制。9月19日まで。

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