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八戸で八戸三社大祭「淀山車組」と保育園児の交流イベント バルーンリリースも

「淀山車組」と保育園児の交流イベント

「淀山車組」と保育園児の交流イベント

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 八戸三社大祭「淀(よど)山車組」と保育園児との交流イベントが8月2日、ピアドゥショッピングセンター内お祭り工房「淀の館」(八戸市沼館)で行われた。

バルーンリリースの様子

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 八戸三社大祭の山車・みこし運行が2年連続で取りやめとなる中、山車組と地域との連携や山車組の子どもたちにも出番を与えたいとの思いから行われた。

 参加した城下保育園の園児30人は、保育園バスで来場。山車小屋内の山車を見学すると大きさに圧倒され歓声が上がった。交代で小太鼓の前に座ったり、造作された動物の人形に触ったりしたほか、山車作りに使うホットグルーガンで、1人1人のイニシャルを貼り付けたオリジナルうちわ作りも体験した。おはやしの実演も行われ、園児らはつかの間の八戸三社大祭気分を味わっていた。

 当初は、前日にスポーツと八戸三社大祭のコラボレーション企画「ピアドゥ ヴァン淀DAY」も行われる予定だったが、悪天候のため規模を縮小し時間を変更して行われた。風船を空に飛ばすバルーンリリースが山車組の子どもたちだけで行われ、色とりどりの風船が舞うと空を見上げ風船を見送った。風船は、環境負荷が低い製品を使用した。

 淀山車組責任者の大野素敬さんは「2年連続で八戸三社大祭の山車運行・山車づくりも無く、寂しい夏を迎えている。今日は城下保育園の子どもたちに山車を見て貰って楽しんでもらう機会を作った。前日は『来年は是非お祭りが盛大にできますように』と願いを込めて、60個のバルーンを飛ばした。来年はコロナ禍も終息して、是非山車づくりもしたいし、子どもたちにも元気に山車を引っ張って欲しい」と期待を寄せる。

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